視線恐怖症の症状

視線恐怖症の症状について

視線恐怖症とは、他人にとっては理解しがたい理由から自ら極度の不安を抱いてしまうという障害です。

具体的には、自分が他人から常に見られているような感じがして、人の視線が気になり、自分が周囲に変に思われているのではないだろうかと考えてしまい、不安や恐怖を感じる症状です。

他人の視線が気になることで思うように体が動かなくなり、常に体に力が入ってしまう状態になります。

この結果、目の疲れ、肩こり、頭痛、吐き気などに悩まされるとともに、気にするあまり、学校での授業や会社の仕事に集中できなくなり、対人関係を築いていくのが困難になってしまいます。

視線恐怖症は対人恐怖症に属する精神疾患の一種で、他の対人恐怖症の症状も、この視線恐怖症の要素を含んでいることが多いと言え、この症状に悩んでいる人が最も多いものです。

ご存知ですか？自宅でできる恐怖症改善法

わずか5年間で5,000人以上の方達が対人恐怖症や不安障害を克服し、明るく前向きな人生を送られています。この『新田式！わずか5分で恐怖症を改善する心理療法』が、今一番のおすすめ改善法です。

　簡単！即効！『新田式恐怖症改善法』

■その他の恐怖症改善プログラム
・１日4分自己催眠トレーニング『脱！！恐怖症プログラム』
・『恐怖症改善６０分チャレンジ！』

では、ここで視線恐怖症にはどのような症状があるのかを紹介します。

【自己視線恐怖症】
この症状は主に自らの視線を気にします。自分の視線が不自然と思い、またその視線が人へ不快感を与えていると思ってしまいます。この症状を患う方は、自分の視線を気にするあまり、あらゆる場面で視線の置き所に戸惑いを覚えます。

【正視恐怖症】
人の目を見て話せなくなった状態を指します。人と接する場合、向かい合って話すのが非常に辛く感じ、相手の目を見て話す事に恐怖を感じます。また、正視恐怖症を患う方の中で、自己視線恐怖症を併発している方が少なくありません。

【他者視線恐怖症】
他人からの視線に恐怖を感じる症状です。自分の行動や容姿などを、他人からどう思われているのか気にしてしまうので、人のいる場面では緊張状態を強いられます。症状が悪化すると、人の多い公共の場などを避ける傾向があります。

【脇見恐怖症】
脇見するような形で、人を見てしまう症状。視界に人が入ると意識してしまい、「見たくない」という意思に反してでも、視線を相手へ傾けてしまいます。その視線を相手方も感じ取り、不快感を示す事があるので、見てしまった本人は自己嫌悪や罪悪感を感じます。

また、この病は、昔からある症状に関わらず、視線恐怖症の中では、あまり知られていません。その大きな理由として、この症状は医学的に認知されていないという事が背景にある為と思われます。