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対人恐怖症の克服法
最近は新聞などで社会不安障害治療薬などといった薬で治療することを勧める広告を目にすることも多いですが、これは対人恐怖の症状の一時押さえに過ぎないものであり、対人恐怖の原因の根本的な対策や治療にはならないものだと感じます。
また、精神科や心療内科の病院へ行くと、対人恐怖にも関わらず、うつ病と診断されてしまうことも多いように思います。
更に対人恐怖と診断されても薬を処方されるだけで終わることがほとんどであり、これでは対人恐怖症の原因の改善にはならず、また、根本的な克服にも結びつきません。
基本的に対人恐怖症を克服するためには、本人の固い意志と協力者(家族)の手助けが必要ですので、ここでは誰もが簡単にできる効果的な方法をお伝えします。
ご存知ですか?自宅でできる恐怖症改善法
対人関係はここから始める
■無理に人のなかに入っていこうとしないほうがよい。一人の気楽さを否定せず「これでいいんだ」と、一人の気楽さを楽しむ。
■外にでるときは、サングラスをかけたり、帽子をかぶったりすると楽になることが多い。
■人と話しをするときに、心に思ったことをストレートに口にだしてしまわないよう、ワンクッションをおく練習をしてみる。
■自分の興味あることや好きなことを、しゃべって大丈夫な人(母親が一番良い)に、たくさん話してみる。「自分が他人にどう思われてるか、気になってしかたがない」という人は、こんなことから元気がでてくる。
家族の対応
対人恐怖症の治療は、まず自分自身で治そうとしなければ始まりません。
しかし、一人で立ち向かうにも限界があります。
症状が軽い人は別として自分の力だけで良くなることは非常に難しいものです。
そして力強い心の専門家と、心の支えとなってくれる家族や友人のバックアップを得て、二人三脚で立ち向かっていくことが、一番効率がよく早い克服方法です。
対人恐怖症の治療中にはいろいろな障害もあるので、挫けそうになった時に支えてくれる人がいることは、非常に重要なことです。
対人恐怖症・対人緊張症の人は「自分の目つきが悪い」「話す時の表情が硬く、相手にいやな思いをさせてしまう」「へんなやつだと自分は思われているにちがいない」・・・などと、自分が相手に不快感を与えているのではないかとたえず気になっています。
「そんなことないよ」「大丈夫だよ」「人はそこまで気にしてないから」と、安心させてあげようとついこうした言葉をかけてしまうのですが、よけい本人を苦しめてしまいます。
「そう、そんなに気になるの。つらいね」といった気持ちをくみ取る言葉の方が良いでしょう。
対人恐怖症・対人緊張症の人は「顔がこわばって人前で話せない」ということを、気を許した相手には話せるから不思議です。
自分の関心あるテーマや好きなことなどについてはよく話せるので、家ではできるだけ本人が話しやすいテーマを選んで話し合いましょう。
また心に思ったことをすぐ口や表情に出してしまう純粋で正直なタイプが多いようです。そのため、自分では気づかないうちに窮地に陥るという体験を何度かしている筈です。
心に思ってもワン・クッションおいて、相手をよく観察して、状況を把握してから出すというトレーニングも効果があります。
対人恐怖症・対人緊張症にはいろんな種類があり、顔が赤くなる赤面恐怖、目つきが気になる自己視線恐怖、いやな臭いを出していると思う自己臭恐怖などです。
緊張のあまり手が震えて字が書けないといった症状が一般的には多くみられますが、ただ対人恐怖症・対人緊張症のようにみえても、別の心の悩みが隠れていることがよくありますから、よい専門家や治療法をうけることをおすすめします。
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